翔 16年 テーマ

2015/12/28

 16年のテーマは「翔」です。

 「翔」は、訓読みは『翔(かけ)る』、『翔(と)ぶ』で、飛翔(ヒショウ)の翔です。鳥が羽を大きく広げて飛び舞う、非常に縁起が良く、大きく広がっていく意味の漢字です。空に向け大きく羽ばたき、雲(Cloud:クラウド)の上に出るという意味合いも込めました。
 
 革新的なシステムを活用した斬新なサービスの提供が、企業に新規事業と成長をもたらすことができると、かねがね志向していました。それが、現実の成果となって現れてきました。つまり弊社のシステムを担ぎつつ、新しいビジネスに進出することにより、売上げUp・効率Upで利益Upをもたらすことが可能となった例が続出しています。そのために、ユーザー様と一緒になってユーザー様の客先へ、そのシステムの効用をデモに行くこともありました。地方の中小企業にとって、革新的なシステムが企業の武器になり得ることを、証明することができたと思います。
 
 弊社のオンプレミス(自社運用)のシステムは全て自社製で、User eXperience(UX) を高く使いやすいという点で、他社を大きく凌駕するとの評価を頂いています。これまでのWEBアプリは操作性に難点が多く、弊社が得意とする長所を活かせないと考え、その採用を逡巡していました。しかし最近WEBアプリの操作性をかなり改良できる技術開発に成功し、他社のオンプレミス(自社運用)のシステムさえも性能的に上回るとの評価を得るまでに成りました。一般的に他のクラウドを使ったWEBアプリは、ただ単にSaasとしてシステムを廉価に提供できるとか、不具合の修正や保守がしやすいと言った消極的な目的なのに、使いづらさを強いるシステムが多い。しかし、弊社の狙いは、自分のPCに専用のシステム導入が不要で、クラウド上に構築する共通データベースを巧妙に活用する等のもので、それ迄には無い利点をもたらすシステムであります。思い付くのはそれほど困難では無かったが、不具合無く使用するのに、抜本的な改良等かなり工夫が必要でした。
 
 昨年は旧来からの親友を無くし、今までにない人の裏切りに会った反面、それまでにないビジネスモデルの糸口を、お陰様をもちまして見つけることができました。今年は羽を大きく羽ばたき、更に空に向け高く飛び上がろうと考えています。中小企業にとって、良質なシステムが不可欠であるとの信念を持ち、自社開発に励んできまいります。

廣崎 清司

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